コルドバ県モントロ、ラ・バグアダ・デ・ラ・パロマにある不整形な敷地に建つ6戸の住宅。
計画の主な構成要素は中庭であり、ほとんどの居室がこのプライベートな中庭に面している。中庭は内部と都市環境のあいだのフィルターとして機能し、空に開かれたもう一つの居室のような役割を果たす。また、気候調整の役割も担い、冬には日射(南および南東向き)を取り込み、夏には全面を覆う日よけによって過度な熱の蓄積を防ぐ。
各住戸は異なる形状に対応しながらも、共通の構成を持つ。1階にはリビング、キッチン、バスルームを配置し、2階には3つの寝室とバスルームを設けている。主寝室は専用テラスに直接アクセスでき、そこには洗濯および物干しのスペースが設けられている。
ファサードは、壁面と中庭を保護するルーバーを組み合わせた二項的なリズムで構成されている。ルーバーの間隔は、内部のプライバシーの必要性に応じて調整されている。通りに面した縦長の開口部には可動パネルを設け、通風を確保するとともに公共空間との視線の関係を調整している。通り側および中庭側の開口部は、モントロ旧市街の伝統的建築に見られるプロポーションと手すりの形式を踏襲している。
各住戸には、雨水を回収・再利用する地下タンク(灌漑およびトイレ用)、ランドリー部分における空気熱源ヒートポンプ(エアロサーマル)システム、そして屋上の太陽光発電パネルが備えられている。
プロジェクトタイプ : 新築
所在地:モントロ、コルドバ(スペイン)
建築面積:673㎡
年 : 2023-2026年
構造:プレキャストコンクリート小梁とセラミック中空ブロックによる一方向スラブ構造。構造用セラミック壁。



























